ゲーム欲

色んなゲームのレビュー記事を書いてます。作品の紹介からゲームジャンルの紹介なども。ゲーム全体の紹介だけでなく、ゲーム内の要素のみの紹介も。さらっと読んでみてください。

何もかも洗い流せばいいんだ。高圧洗浄機で。 【POWER WASH SIMULATOR】

スプラトゥーンやAPEXなど最近流行っているゲームは対人戦(PVP)のものが多いですよね。

確かに白熱するし勝った時の喜びは相当なもの。

 

でも相手が「人」だからこそ負けると悔しいし、チーム戦だと人によっては仲間を責めたり精神的にも疲弊してしまいがち・・・。よくTwitterでも「なんであそこでこうしないんだ味方・・・」「結局〇〇ゲーかよ。クソゲーすぎ」みたいなツイートも目にします。

本気で取り組んでるからこそ感情的にもなるし、勝利にこだわりたくなるものですが、やっぱり気疲れしますよね。

 

そこで!たまにはリラックスしてのんびり遊べるゲームでもしてリフレッシュして見ませんか?

 

今回はリフレッシュできて、しかも気持ちのいいゲームを紹介したいと思います。

 

高圧洗浄機で汚れをごっそり洗い流す!

この「POWER WASH SIMULATOR(パワーウォッシュシュミレーター)」は、高圧洗浄機を使う業者となって様々な物や建物を洗浄していくというゲーム。

 

ほんとに色んなゲームがありますね笑

でもこれ、予想以上に「最高に気持ちいい!!」を体感できるんです。

 

ゲーム情報
  • タイトル:POWER WASH SIMULATOR
  • 開発元:FuturLab
  • パブリッシャー:スクエアエニックス
  • リリース日:2022年7月14日
  • 価格:2,970円
  • プラットフォーム:PC、Nintendo SwitchPlayStation 4PlayStation 5、Xbox OneXbox Series X/S、Project xCloud
  • プレイ人数:1~6人
  • 対応言語:日本語、英語、韓国語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語

高圧洗浄機を使いこなす

乗り物や建物にこびりついた頑固な汚れ。この汚れを高圧洗浄機を使ってひたすら洗浄していくだけなんですが、ベッタリついた泥などが強力な水圧でボロボロと落ちていく様子が最高に気持ちいいんです!

 

もちろんゲーム性も高く、先端に取り付けるノズルがいくつか種類があり、ノズルの種類によって洗浄できる範囲や水圧が異なります。意外と奥が深いでしょ?

ノズルは購入することで増やすこともできる

1点集中のノズルにすれば最大の水圧で洗浄するので強力な汚れでも簡単に落とせます。

しかし、洗浄できる範囲が極端に狭いので時間がかかります。

 

反対に広範囲のノズルにすれば多くの面積を一気に洗浄できますが、広範囲の分水圧も分散されるので汚れを落とすのに時間がかかります。

汚れの程度や洗浄場所によって適切なノズルに切り替えて効率よく清掃していきましょう。

また、距離によっても水圧が減衰していくので遠くから水をかけても汚れが全然落ちなかったりします。距離にも注意が必要だとは・・・。

 

ノズルだけではなく水が「横に広がるか」「縦に広がるか」の向きを変えることができるので作業しやすい向きを見つけるのも重要。

向きを縦にすることができる

ステージをクリアして報酬金を貰えばより高性能な高圧洗浄機を購入できるようになるので頑張って掃除しましょ。

 

汚れを見逃さない千里眼

大きな建物や細かい箇所はどこまで掃除できているかわからなくなる事があります。

そんな時はtabキーを押すと汚れが残っている場所が黄色くハイライトされるので見逃している汚れやまだ着手していない場所などが一目でわかります。

細かい箇所の進捗をするには

tabキーを押すと黄色く表示される

さらに、ただ闇雲に水を撒き散らしているだけでは進捗が分かりにくいので、掃除する箇所毎にセクションが分かれており、それぞれに汚れメーターが設けてあります。

カーソルを合わせれば、今何を洗浄しているかが左上に表示されます。

 

たとえば家の壁面を掃除している場合、壁、窓、窓枠、基礎・・・など細かく振り分けられています。

セクションの一覧を見ることもできる

洗浄をしていくとそれぞれの汚れメーターが減っていき、ゲージがなくなると「ティン!」という音と共にその箇所の洗浄完了を知らせてくれます。

「看板」の文字の下の白いゲージが汚れメーター。これがなくなればその箇所は完了だ

これを繰り返して全体の進捗が100%になればそのステージはクリアとなります。

この「ティン!」という効果音、やればやるほどこの音が聞きたくて洗浄するようになります。快感すぎて大変です。

 

ちなみに高圧洗浄機に使用する水ですが無限なので好きなだけぶちまけてどうぞ。

一筋縄ではいかない汚れの強者たち

プレイしていくと、水だけではほとんど落とせない汚れが出てきます。汚れにもいくつか種類があり、サビや油汚れ等々。許せないですね。

 

こういった汚れは水だけではいつまで経っても洗浄できないので、こういう時は洗浄液を使用します。

それぞれの汚れに対応した洗浄液を使用すれば頑固な汚れも綺麗さっぱり!

また、汚れがついている場所の材質によっても洗浄のしやすさが異なります。そういう時も洗浄液が有効です。

 

この洗浄液、当たり前ですが消耗品です。使い続ければ無くなるので全て使い切ったらまた購入しましょう。でも在庫数にも限りがあるのでご利用は計画的に・・・笑

 

汚れるのは建物だけじゃない!

ステージは公園や庭、家などの建物も多いですが中には車やヘリコプターなんかの清掃を依頼される事もあります。乗り物系は細かい部分が多いので建物より面積は小さくても中々一筋縄ではいきません。それでも徐々に綺麗になっていく様はやっぱり最高です。

 

筆者は40時間程遊んでいますが、未だにキャリアモードのクリアが見えません。相当な数のステージが用意されてます。

 

1人じゃ無理?それなら洗浄仲間とマルチプレイ

プレイしてみるとわかるのですが、小さな建物や乗り物でもクリアするのに結構時間がかかります。これが広大な敷地の洗浄となるとちょっと1人では厳しい・・・なんてこともあると思います。

 

実はこのパワーウォッシュシュミレーターはマルチプレイに対応しています。

キャリアモードでは2人、フリーモードでは最大で6人のマルチプレイができるので友達を誘ってこの汚れと共に心を洗い流すゲームを楽しみましょう!

 

まとめ

対人戦でのストレスだけでなく、日常的にストレスが溜まるこの現代社会では様々なストレス解消方法が存在しますがこの「POWER WASH SIMULATOR」もその一つと言っても過言ではありません。汚れと共に荒んだ心を洗い流してまた明日からも頑張りましょう。

 

Steamストアぺージ

https://store.steampowered.com/app/1290000/PowerWash_Simulator/

「モンハンライズサンブレイク」最新イベクエ情報!

カプコン(大阪市中央区)は1月5日に「モンスターハンターライズ」の大型拡張コンテンツ「モンスターハンターライズ:サンブレイク」にてイベントクエスト「古龍を呼ぶ豪炎」「爆風よ、厄を払いたまえ」を配信しました。

 

古龍を呼ぶ豪炎

※画像は公式サイト及び公式Twitterより引用

エスト情報

・狩猟対象:リオレウス1頭、ヤツカダキ亜種1匹の狩猟とテオ・テスカトル1体の討伐

・目的地:溶岩洞

・参加/受注条件:MR1以上

・制限時間:50分

 

このクエストをクリアすると、クリア報酬として特別なジェスチャー「怯える」「胸をなでおろす」がもらえる。ジェスチャーが増えると、マルチプレイ時に狩友との撮影会などで様々なシチュエーションで撮影できるので盛り上がること間違いなし。

 

色々なジェスチャーと組み合わせて狩りの記録を残そう!

 

爆風よ、厄を払いたまえ

エスト情報

・狩猟対象:紅蓮滾るバゼルギウス1頭の狩猟

・目的地:獄泉郷

・受注/参加条件:MR10以上

・制限時間:50分

 

こちらのクエストは紅蓮滾るバゼルギウスの最大金冠確定クエスト。また最大金冠に出会ってないハンターはこの機会にゲットしてしまおう。

 

イベントクエストはカムラの里またはエルガドの郵便屋さんから追加コンテンツとして無料で受け取る事ができ、受け取り後は何度でもクエストを受注することができます。

 

モンハンライズサンブレイク公式サイト

https://www.monsterhunter.com/rise-sunbreak/ja/

 

ゲーム情報

・開発/販売元:カプコン

・タイトル:モンスターハンターライズ:サンブレイク

・ジャンル:ハンティングアクション

・プレイ人数:1~4人

・対応プラットフォーム:Nintendo Switch/PC(Steam)

・価格:Nintendo Switch /Steam

DL版:4,990円

※プレイにはモンスターハンターライズ本編が必要です。

 

 

 

しっかり沼れるローグライク!「Dome Keeper」

 

定期的にくるローグライク欲がやって来ました

この時期になるとSteamなどでローグライクのゲームを漁るんですが、魅力的な作品が多くて結局何も始めない事がほとんど・・・

 

しかし!今回はなかなか面白そうなものを発見できたので紹介したいと思います。

その名も「DOME KEEPER(ドームキーパー)」

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ゲーム情報

  • 開発元:Bippinbits
  • パブリッシャー:Raw Fury
  • ジャンル:ローグライク採掘サバイバル、アクション、インディー
  • プレイ人数:1人
  • 対応言語:日本語、英語、イタリア語、フランス語、ドイツ語
  • 価格:1,899円

2022年9月27日にリリースされたばかりで執筆時点では「非常に好評」の評価を得ている。

Steamのストアページを見るとこのゲームのジャンルは「ローグライク採掘サバイバルゲーム」らしい。なんだか欲張りな感じもするけどそそる単語が羅列されててワクワク感がすごい!

 

ゲーム自体はドット絵調の2Dゲーム。謎の惑星にすごい勢いで着陸するところから始まり、すぐにその場にドーム状の拠点が築かれます。このドームをエイリアンの襲撃から守りながら地下に眠る遺物を見つけるのが目的。

 

ドーム内には拠点のアップグレードや対エイリアン兵器の起動に使う端末と、地下から採掘した原石を素材に加工する粉砕機の様なものが設置されていて主にこの2つを使用してゲームを進めていくことになります。

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いざ、地下採掘へ!

ドームの内部は地下に降りる通路が設けてあり、ここを通って地下に採掘しに行きます。

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地下は広大に広がるエリアで好きな方向に掘り進めていくことで開拓する事ができます。

採掘をしていくと、マイクラの様に鉱石が埋まっているブロックが出現するのでどんどん集めていきましょう。

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集めた素材は拠点に持ち帰り、ドームやキャラクターの強化に使用します。強化できる項目は迎撃用のレーザー砲台やドームの耐久値強化、キャラクターの移動速度強化など多岐に渡ります。

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採掘に夢中になるな!エイリアンが来るぞ!

一定時間が経過するとドームがエイリアンの襲撃を受けます。襲撃が始まると画面左下のイ○ベーダーのアイコンが点滅し音で知らせてくれます。採掘を一時中断してすぐにドームに戻ろう。

エイリアンは左右から現れドームに向かって進撃してくるので奴らの攻撃から拠点を守りましょう!

左から来る黒い塊がエイリアン。様々な種類が存在する。

ドームに設置されているレーザー砲塔でエイリアンに攻撃!砲塔はドームの形状に沿って弧を描くように移動ができる。

強化すると威力やレーザーの幅が広がる

 

採掘か?防衛か?

エイリアンの襲撃はウェーブ戦で、襲撃のたびに敵の数が増えたりより強力なエイリアンが襲って来たりします。

 

採掘に一生懸命になるのもいいですが、持てる素材の量は決まっており、持っている素材が多ければ多いほど移動速度も低下します。襲撃が始まってから大量の素材を持ち帰ろうとするとドームへの帰還が遅くなり、その間一方的に攻撃を受け続けてしまいます。

 

かといってちょっと採掘して少量の素材をちょこちょこ持って帰っていると素材の収集効率が悪くなり、アップグレードに必要な数が集まらないので強力なエイリアンに太刀打ちできなくなる・・・。

 

この「採掘」と「防衛」のバランスを考えながらプレイするのがこのゲームの一番の特徴であり、いっちばん楽しい要素でもあります。

また、何を優先的に強化していくのかも重要なポイントなので何度も挑戦して最適な強化ルートを探すのもローグライクならではの楽しみ方。

 

様々なプレイスタイル

操作するキャラクター(キーパー)は現在のところ「エンジニア」「プロフェッサー」の2体のみ。最初はエンジニアしか選択できませんが、ゲームを進めていくとプロフェッサーを解除することが可能です。

採掘方法などに違いがあるので、エンジニアを極めたら味変としてプロフェッサーを使用すれば、また違った感覚で遊ぶことができますね。

 

さらに、ドームの防衛システムも2種類あり、バランスが良く扱いやすい「レーザードーム」と威力は高いが扱いが難しい「ソードドーム」。こちらも最初はレーザードームのみ選択可能で後からソードドームを解除することができる。

 

その他にもゲームモードや難易度、地下の広さなど「Dome Keeper」を何倍も面白く、そして奥深くする設定がたくさん。そりゃ沼るわけです。

 

まとめ

ローグライクと言っても、ゲームタイトル毎に色々な特徴を持っていますが「doom keeper」はそのどれにも当てはまらない唯一無二な要素を含んだタイトルです。

 

採掘と防衛のバランスを考えて行き来し、まずどの項目からアップグレードしていくか・・・。

何か一つに特化させるかバランスよく強化していくか・・・。そういった思考を繰り返し何度も何度も挑戦するのはやっぱりローグライクの醍醐味!

 

多くのゲームモードやゲーム設定があるが必要以上に複雑化せずにちょうど良い難易度になっているので一瞬で時間が溶けました。「ローグライクのゲーム何かやりたいな〜」と決めかねている方は是非候補に入れてみてください!

モンハンライズの新PVや体験版の配信日まで!大注目の最新情報がついに公開!

 

本日1月7日23時、「モンスターハンター スペシャルプログラム 2021.1.7」にて最新作【モンスターハンターライズ】の最新情報が発表されました。

 

今回の発表には、新たなプロモーション映像や体験版の配信日を含むと事前に公式Twitterで告知されていた事もあり、その内容に多くのハンターが注目していました。

 

また、今作担当ディレクターである、一瀬さんが公式Twitterから、「今の寒いこの時期にぴったりのステージとモンスターをご紹介できればといった感じです。」というメッセージと共に、赤と青のナマハゲの様なイラストをツイートしたことで、世のハンターからは色々な憶測が飛び交い、公開前から大きな盛り上がりを見せていました。

 

そんな大注目の中発表された最新情報を早速、おさらいしていこう。

 

まずは新たに公開されたプロモーション映像から。

約2分半に渡るPVには、新モンスターや新要素などの映像が多数盛り込まれていた。

 

この記事では新しく発表されたモンスターとフィールドを紹介する。

※画像は配信からキャプチャーしています

 

PVの冒頭には早速新モンスター【雪鬼獣ゴシャハギ】

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イヴェルカーナの様に冷気を自在に操り、氷の刃で戦うとか…。とうとうモンスターも武器を装備するとは…。

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そしてTwitterのトレンドにも上がったフルフル

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個人的に一番感動したのがここ。

とうとうフルフルにも別名「奇怪竜」が与えられたのだ!!おめでとう!BGMも与えられるといいな!

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お次はベリオロス

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竜巻ブレスは健在!

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そしてティガレックス!!

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ティガレックスといえば強烈な咆哮!

今作でも耳をつん裂く!

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まさかのウルクスス!

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転がす雪玉が大雪主並みに大きい気が…

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懐かしきドスバギィ!

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トライ鳥竜種特有のタックルも確認できた。

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PVの最後にはなんとタマミツネ!!

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サプライズ的な登場だったが、タマミツネがいるという事は…??もしかするのか…?

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以上が今回新たに発表されたモンスターだ。

 

氷の刃を武器にして戦うゴシャハギにはかなり驚いた。また、その他の復活モンスター達は、モンハンワールドには惜しくも登場しなかったものが多く、復活を望んでいた人には朗報ではないでしょうか。

 

特にフルフルや四天王のタマミツネは人気モンスターという事もあり、防具や武器なども気になってくる。

 

そして今回新たに発表されたフィールド、【寒冷群島】

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雪山や氷海のような極寒地帯だ。おそらく今作もホットドリンクはあるだろう。

 

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ディレクターの一瀬さんが言っていた、今の時期にピッタリなモンスターとフィールドはゴシャハギと寒冷群島で間違いなさそうです。

 

極寒地帯のフィールドという事もあり、今回発表されたモンスターは寒いところに住むモンスターが中心だった。

 

正反対の灼熱地帯のモンスターも気になるところだが、色々妄想をしながら続報を待ちたいと思います。

 

以上、まずは新モンスターと新フィールドのご紹介でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

泥を掘り、雪をかき分け進む運搬ゲームの最高峰

 

激動の2020年が早くも幕を閉じ、期待と不安の2021年が始まりました。

きっと今年の年末も「1年経つの早っ」と言ってると思います。

 

いろいろあった2020年ですが、自粛期間中に今まで手を出してなかったジャンルのゲームに触れる機会がとても多く、今回ご紹介するゲームもそんな初めてのジャンルの一つ。

 

名は「Snow Runner(スノーランナー)」

 

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タイトル名から、ダートラリーの様な悪路を爆走するレースゲームかと思いますが、そうではないです(笑)

 

むしろ、その逆で悪路をゆっくりと、しかし確実に突き進むゲームなんです。

 

もちろんただ走って終わりではなく、未開の地で必要な場所に必要なものを運送する配達ゲームなので、ほとんどの陸路が舗装されておらず、泥でぬったぬたな状態でとにかく足場が悪いわるい。

普通の自動車が1mも進めないような悪路が広がっています。

 

そのぬったぬたの悪路を専用の車両を使い、進路を開拓しつつ目的地まで物資を運ぶのがこのゲームの大きな目標となります。

 

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↑こんな悪路とか

 

 

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↑こんな斜面をひた走ります

 

 

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↑あまり無茶な走りをするとこのように転倒します。

転倒するとエンジンが停止し、起き上がらないとエンジンはかかりません。

 

こうなるともうどうにもできないので「回収」という機能を使ってガレージに回収します(つまり最初から!)

 

ほかの車両をうまく使って起こすこともできますが、場合によってはガレージに回収したほうが早いです。

 

 

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↑走行中、深い水たまりや、泥の中でスタック(立往生)してしまうことがよくあります。

そうなると、アクセルをどれだけ踏んでもそこから抜け出せないので、「ウィンチ」という車両用の頑丈なワイヤーのような装備を使います。

 

固定されている木などにウィンチを取り付け、ウィンチを巻き取ることで強引にその場から脱します。

 

ウィンチが取り付けられる距離は決まっているため、周りに何もない状態や固定できるものが範囲外にある場合は詰みです。諦めて回収しましょう・・・。

 

かなりざっくりですが、基本中の基本はこんな感じです。

今回紹介した車両は「スカウト」という種類の車両で、主にルートの偵察などを行う小回りの利く車両です。

 

実際に荷物を運ぶ際は、もっと大型のトラックを使用して物資を配送します。

スノーランナーというタイトルの通り、雪国のステージもあり、泥のぬたとはまた違う悪路の中を配送することができます。

 

エンジンやタイヤをアップグレードすれば、悪路も豪快に進むことができるので、やればやるほどハマります。

 

泥を巻き上げ、泥で車体を汚しながら、泥臭く突き進む感覚は最高です。

ぜひ一度このぬたにはまってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲームオーバーこそ真髄。ローグライクの面白さ。

 

ローグライク」というジャンルのゲームをプレイした事…あります…?


あまり聞き慣れないジャンルかもしれないですが、風来のシレンチョコボの不思議なダンジョンと同じ様なシステムと言われるとピンと来る人もいるのでは。


そんなん知らんという方の為に、ローグライクとはどんなゲームなのかご紹介したいと思います!


ローグライクは…

 

「ゲームオーバー」が特徴的なゲーム。


簡単にまとめると…


①ゲームオーバーになったら一番最初からやり直し

②プレイ中に手に入れたアイテムや能力等は全て失う

③ゲームオーバーになる度にマップの構造、アイテムの配置、敵の配置が全て変わる。

④作品によっては一部アイテムや能力が引き継がれる


といった感じ。

 

基本的にそのマップの敵を倒し、アイテムを拾って自分を強化してステージのボスを倒し、そのまま次のステージに挑戦するという流れ。何度も何度も挑戦して、引き継がれるアイテムや装備を強化しながら攻略していく。

セーブポイントやチェックポイントなどは一切ナシ!


一度始めたら死ぬまで戻ってはこれない。死ぬ事なくラスボスを倒さなければならない絶対にミスが許されないゲームである。


手に入るアイテムも毎回ランダムなので、拾ったアイテムでどう攻略するのか、さっきのマップだったら可能だったけど、今回のマップではダメだという様に、挑戦するたびに攻略法が変わる。


これがローグライクの楽しさだ。


全てが無に帰すので、かなり進んでた所でゲームオーバーになった時の衝撃はかなりのもの。

一気に力が抜け、もう無理だ…と思っていても気がつくと手が勝手に動き、また始めてしまう中毒性がある。


マップやアイテムが変わるおかげで毎回新鮮な気持ちでプレイできるので、飽きにくいのもローグライクの特徴の一つだ。


今現在多くのローグライクゲームが発売されてる。興味はあるけど何から始めていいかわからないという方に個人的におすすめの作品を3つ紹介します。


①DEAD CELLS(デッドセルズ)

 

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ローグライク界では傑作と名高い作品の一つ。

2D横スクロールアクションで、美しいドット絵とスピード感溢れる動きが特徴的。

 

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自分は失敗した錬金術によって生まれたスライムの様な謎の生命体。

牢獄に迷い込んだ先で死体となっていた"元"囚人の体を乗っ取るところから始まる。


90種類にも及ぶ武器、防具、魔法、アイテムを駆使し呪われた島から脱出する。


BGMや世界観、空気感は重々しいものが多いが、キャラクターの軽快なフットワークやどこか憎めない仕草などもあり、抜け感と重厚感のバランスが非常に良い。

 

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あっという間にdead Cellsの世界にのめり込んでしまうだろう。


ローグライクで悩んだらとりあえずこれをやっておけば間違いないし、これしかやってなくてもローグライク好きを名乗っていいかもしれない。


②RISK OF RAIN2(リスクオブレイン)

 

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こちらもローグライク界ではかなり有名。

dead Cellsとは打って変わって3Dのローグライクゲームだ。

未知の惑星に不時着し、そこで生き延びるために広大なマップを駆け巡り戦う。

 

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剣を得意とするキャラや弓を扱うキャラなど、使用できるキャラクターが複数おり、それぞれが独自の戦闘スタイルを持っているので自分の気に入ったキャラでプレイする事ができる。


戦闘スタイルが違えば攻略法も変わってくるので、プレイする毎に戦略を考える必要がある。

もちろんマップや敵の配置、アイテムも全て変わるので同じ体験をする事は二度とない。

 

また、マルチプレイにも対応しているので、一人でも攻略に行き詰まったら仲間の手を借りよう。

 

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さらに、このゲームの最大の特徴とも言えるのが時間の経過によって敵の強さや数が変化していく事。

 

じっくり探索しアイテムを回収するのもいいが、時間の経過と共に難易度が徐々に上がっていくのでアイテム回収とステージ攻略のバランスが重要だ。


多数のキャラを使い色々なパターンを試したいという方に特におすすめ。


③UNDER MINE(アンダーマイン)

 

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地下の金鉱に一獲千金を夢見て挑むのは…農家!?


頻発する謎の地震の原因を解明する為に果敢にも農家が立ち上がる。

ツルハシ片手に未知の世界へ。

だが失敗は許されない。代わりはいくらでもいる。


不思議なダンジョン系の見下ろし視点のローグライクゲーム

アイテムなどは豊富に用意されてるが、複雑な要素は一切ない比較的シンプルなゲームシステム。

 

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死ぬ度に操作するキャラが変わるユニークなシステムも見どころ。(性能に違いはない)


自信ないけどローグライクに挑戦してみたいという方には、入門としてオススメしたい作品。

 


紹介しきれない作品がまだまだたくさんある。

是非色々なローグライクをプレイしてこの「ローグライク沼」に肩まで浸かってほしい。