「ローグライク」というジャンルのゲームをプレイした事…あります…?
あまり聞き慣れないジャンルかもしれないですが、風来のシレンやチョコボの不思議なダンジョンと同じ様なシステムと言われるとピンと来る人もいるのでは。
そんなん知らんという方の為に、ローグライクとはどんなゲームなのかご紹介したいと思います!
ローグライクは…
「ゲームオーバー」が特徴的なゲーム。
簡単にまとめると…
①ゲームオーバーになったら一番最初からやり直し
②プレイ中に手に入れたアイテムや能力等は全て失う
③ゲームオーバーになる度にマップの構造、アイテムの配置、敵の配置が全て変わる。
④作品によっては一部アイテムや能力が引き継がれる
といった感じ。
基本的にそのマップの敵を倒し、アイテムを拾って自分を強化してステージのボスを倒し、そのまま次のステージに挑戦するという流れ。何度も何度も挑戦して、引き継がれるアイテムや装備を強化しながら攻略していく。
セーブポイントやチェックポイントなどは一切ナシ!
一度始めたら死ぬまで戻ってはこれない。死ぬ事なくラスボスを倒さなければならない絶対にミスが許されないゲームである。
手に入るアイテムも毎回ランダムなので、拾ったアイテムでどう攻略するのか、さっきのマップだったら可能だったけど、今回のマップではダメだという様に、挑戦するたびに攻略法が変わる。
これがローグライクの楽しさだ。
全てが無に帰すので、かなり進んでた所でゲームオーバーになった時の衝撃はかなりのもの。
一気に力が抜け、もう無理だ…と思っていても気がつくと手が勝手に動き、また始めてしまう中毒性がある。
マップやアイテムが変わるおかげで毎回新鮮な気持ちでプレイできるので、飽きにくいのもローグライクの特徴の一つだ。
今現在多くのローグライクゲームが発売されてる。興味はあるけど何から始めていいかわからないという方に個人的におすすめの作品を3つ紹介します。
①DEAD CELLS(デッドセルズ)
ローグライク界では傑作と名高い作品の一つ。
2D横スクロールアクションで、美しいドット絵とスピード感溢れる動きが特徴的。
自分は失敗した錬金術によって生まれたスライムの様な謎の生命体。
牢獄に迷い込んだ先で死体となっていた"元"囚人の体を乗っ取るところから始まる。
90種類にも及ぶ武器、防具、魔法、アイテムを駆使し呪われた島から脱出する。
BGMや世界観、空気感は重々しいものが多いが、キャラクターの軽快なフットワークやどこか憎めない仕草などもあり、抜け感と重厚感のバランスが非常に良い。
あっという間にdead Cellsの世界にのめり込んでしまうだろう。
ローグライクで悩んだらとりあえずこれをやっておけば間違いないし、これしかやってなくてもローグライク好きを名乗っていいかもしれない。
②RISK OF RAIN2(リスクオブレイン)
こちらもローグライク界ではかなり有名。
dead Cellsとは打って変わって3Dのローグライクゲームだ。
未知の惑星に不時着し、そこで生き延びるために広大なマップを駆け巡り戦う。
剣を得意とするキャラや弓を扱うキャラなど、使用できるキャラクターが複数おり、それぞれが独自の戦闘スタイルを持っているので自分の気に入ったキャラでプレイする事ができる。
戦闘スタイルが違えば攻略法も変わってくるので、プレイする毎に戦略を考える必要がある。
もちろんマップや敵の配置、アイテムも全て変わるので同じ体験をする事は二度とない。
また、マルチプレイにも対応しているので、一人でも攻略に行き詰まったら仲間の手を借りよう。
さらに、このゲームの最大の特徴とも言えるのが時間の経過によって敵の強さや数が変化していく事。
じっくり探索しアイテムを回収するのもいいが、時間の経過と共に難易度が徐々に上がっていくのでアイテム回収とステージ攻略のバランスが重要だ。
多数のキャラを使い色々なパターンを試したいという方に特におすすめ。
③UNDER MINE(アンダーマイン)
地下の金鉱に一獲千金を夢見て挑むのは…農家!?
頻発する謎の地震の原因を解明する為に果敢にも農家が立ち上がる。
ツルハシ片手に未知の世界へ。
だが失敗は許されない。代わりはいくらでもいる。
不思議なダンジョン系の見下ろし視点のローグライクゲーム。
アイテムなどは豊富に用意されてるが、複雑な要素は一切ない比較的シンプルなゲームシステム。
死ぬ度に操作するキャラが変わるユニークなシステムも見どころ。(性能に違いはない)
自信ないけどローグライクに挑戦してみたいという方には、入門としてオススメしたい作品。
紹介しきれない作品がまだまだたくさんある。
是非色々なローグライクをプレイしてこの「ローグライク沼」に肩まで浸かってほしい。