最近、iPadを買ったことでApple arcadeの3ヶ月無料お試し期間が適用されました。
通常のアプリとは異なり、Apple arcadeでしか遊べないゲームがたくさん用意されています。ラインナップはどれも、無料のアプリよりは比較的質の高いものが多い印象です。
その中に「アウトランダーズ」というゲームを発見しました。
アウトランダーズは「Banished」や「シムシティ」などのいわゆる街づくり系のゲーム。
個人的に、街づくり系のゲームはすごく好きなジャンルなのですが、どうも苦手ですぐに住民が倒れ、街が崩壊してしまいます。同ジャンルでかなり有名な「Banished」もプレイしていましたが、食料難から脱せずに廃村になりました(笑)
きっと今回もうまくいかないかなーと思いつつプレイしてみると、これが意外とうまくいき、気が付けば13時間近くもプレイしていました。
なぜ、街づくり素人の自分でも村を長く存続させる事ができたのか。
ゲームのシステムを紹介しながら説明していきます。
目次
本格的ながらもシンプルなシステム
アウトランダーズにはキャンペーンモードがあり、一通りのチュートリアルを実際にプレイしながら確認できます。
まったくの初心者の方でも、安心してゲームを始められます。
キャンペーンモードでゲームに慣れたら、無限に遊べるサンドボックスモードで気が済むまでプレイする事ができます。
また、サンドボックスモードで始める際、最初に資源の多さを設定する事ができるので、不安な方は多めで始めるのもいいと思います。
資源の多さはゲームの難易度ともいえるので、お好みの難易度で始められるのもオススメのポイントです。
基本的にこのゲームで行えることは、
- 木材、石材の採集
- 食料となるきのこの採集
- 農業
- 施設の建設
- 材料、食材の加工
- 法令の発令
となります。
よくあるシステムですが、交易やイベント等の複雑な要素がないため、初心者の方でも街づくりゲームの基本を十分に遊ぶことができます。
必要な材料を集めて、家や施設を作って、ごはんを食べる
これだけです。
住民の管理
村には当然、村人がいます。
材料を集めたり、施設の建設には働き手となる村人が必要になります。
村人は子供と大人に分かれており、子供は一定期間が過ぎると大人へと成長し、その後何事もなければ老衰死していきます。
家を用意することで、自動的に家庭を持ち、子供が生まれます。
住む家がないと、村人は家庭を持てないため子供が生まれません。
人数に合わせて家を建設し、村人のサイクルを作ることが大切。
ただ、働き手としてカウントされるのは大人のみなので、子供ばかり増えて働き手が不足すると食料不足を起こし、一気に崩壊へと向かうので注意!
家や施設を作るには、大工と材料が必要になります。
材料の確保
最初から建設されている「工務店」に村人を配属させると、大工の役割を担います。
集められた材料を使用し、施設の建設を行います。
材料の確保を行うには、木材の場合「木こりの作業所」、石材の場合「採石場」を建設し村人を配属させます。
建設する場所を決める際に、採集を行える範囲が表示されます。
その範囲内に木や岩場がないと、採集を行うことができないので、範囲内になるべく多くの資源が入る場所に建設しよう。
配属された村人は、範囲内の資源をすべて回収するまで作業を続けます。
回収した材料は、「貯蔵所」に運び保管します。
大工はこの貯蔵所から材料を運び、建設を行います。
食料の確保
このジャンルのゲームで最も重要な食料の管理。
食料は主に3つの方法で確保することができます
- きのこの採集
- 農業
- 農業で生産した作物の加工
きのこの採集
きのこの採集を行うには、「採集小屋」を建設し村人を配属させます。
木や石と同じように採集を行う範囲が決まっているので、設置する場所には注意。
農業
農業を行うには、作物を育てる「畑」と「農場」が必要になり、村人は農場に配属します。
作れる農作物はトマト、ナス、小麦、カボチャなど全部で7種類
それぞれ育つ速さなどが異なるため、成長が遅いものばかり作っていると食料の供給に影響が出ます。
農場にも農作業を行う範囲が決まっているので、畑はその範囲内に展開する必要があります。
きのこよりも収穫できる量が多いので、人口が増えてきた場合の食料確保は農業がメインとなります。
作物の加工
農業で収穫できる物の中には小麦やサトウキビなど、加工してはじめて食料となるものがあります。
小麦は、「風車小屋」を建設し村人を配属することで小麦粉を精製。
小麦粉は、「パン屋」を建設し村人を配属するとパンを精製します。
サトウキビは、「キャンディミル」を建設し村人を配属することでキャンディーを精製することができます。
収穫だけで終わってしまうとただの植物なので、加工施設の建設も忘れずに。
確実に訪れる食料難からの脱し方
順調に食料の確保ができていると思っていたのに、いつの間にか食料が底を尽き、次々に村人が餓死していく事がしばしばあります・・・。
村人がいなくなると当然ゲームオーバーになります。
食糧不足の原因は単純で、消費量が生産量を超えてしまっている事です。
住民が増えればそれだけ消費量も増えていきます。
この食料不足を脱する方法は主に3つあります。
①生産量を増やす
最もシンプルな対処法ですが、最も大事と言っても過言ではありません。
畑を増やすことで作物の収穫量を増やしたり、農場や採集小屋に配属している村人を増やすことで生産性の向上を図ります。
また、村人の通り道に道路を敷く事で、村人の移動速度があがるため、同様に生産性の向上が期待できます。
②村人の増加を抑える
人口の増加によって食料が不足しているのであれば、人口の増加を抑える事で間接的に食料に余裕をもたせようという方法です。
通常、家庭を持っている村人は子供産んでしまうので、人口はどんどん増え続けます。
働き手となるには結構な時間がかかるので、子供のうちは消費しかしません。
しかし、このゲームには「法令」という機能が存在します。
これは働く時間の制限や村人の生活リズムなど、生き方を指定する事ができるというもの。
その中に「無干渉」という法令があります。
これは、お互い必要以上に干渉することがなくなり、出生率を下げることができます。
極端に出生率が下がるため人口の増加を抑え込めます。
消費しかしない子供が大人になり、生産活動ができる大人になるまで発令しておくと、徐々に食料に余裕が生まれます。
ただ、出生率を下げたままにすると村人は最終的に老衰死するので、人口が減る一方になるので注意。
③意外な落とし穴「貯蔵所」の数と場所
材料や食材は、貯蔵所に運ばれて初めて資源としてカウントされます。
また、村人は貯蔵所から食料を自宅へ運んでいきます。
採集や収穫を行う場所から貯蔵所までが遠い場合、資源としてカウントされるまでに時間がかかるため、必要な時に貯蔵所に食料がないという状態になり、村人に食料が行き渡らなくなります。
貯蔵所は一つやまとまった場所に作るのではなく、食料を生産する施設の近くに複数作ることをオススメします。
食料の供給ラインの充実はかなり重要です。
実際に自分がプレイしているときに貯蔵所を増やしたところ、あっという間に食料難から脱することができました。
まとめ
建設できる建物の数や、生産できる食料の数は少なめなので、あれもこれもと作る必要はありません。
今回紹介した物がほぼすべてです(笑)
ゲームシステムも複雑ではないので、街づくりゲーム初心者の方にもオススメできると感じました。
アウトランダーズでゲームに慣れてから、ほかのタイトルを遊ぶのもいいかもしれません。
実際にプレイするとわかりますが、こういったゲームは時間が瞬溶けします・・・。
ハマりすぎには要注意です。